
僕は、温泉に入ることがとても好きなのですが、できるだけ源泉掛け流しの温泉を選んで行きます。
その方が、お湯の成分を十分に楽しめますし、自然そのもののエネルギーも感じられるからです。
温泉には、自然のエネルギーがみなぎっています。
自然のエネルギーをじゅうぶんに感じ取って、身体も心も一旦リセットしてみてください。
本当にスッキリしますよ。
有馬温泉で癒やされる
僕は温泉が好きで、最近は月に一回くらいのペースで有馬温泉に行っています。
有馬温泉は、兵庫県にある温泉で、
- 日本三古湯(兵庫県の有馬温泉、愛媛県の道後温泉、和歌山の白浜温泉)
- 日本三名泉(兵庫県の有馬温泉、群馬県の草津温泉、岐阜県の下呂温泉)
などの中にも入るくらい、とても有名な温泉です。
梅田や新大阪からバスが出ており、50分ていどで到着します。
有馬温泉には金泉と銀泉があります。
その金泉と銀泉は、温泉成分も、色も違うのですが、エネルギー的な視点でもまったくことなります。
浄化力の強い【金泉】
金泉は、温泉成分に含まれる濃度の濃い鉄分が酸化し、茶色に濁った色から、金泉と名付けられました。
地下深くにある時は、無色透明らしいのですが、空気に触れると酸化が始まり、茶色になってしまうということです。
しかも、塩分の濃度が海水よりも高く、舐めてみるとすごくしょっぱいのが特徴です。
エネルギー的には、浄化作用が非常に高いと感じます。
海水には消毒効果(皮膚の洗浄効果、殺菌効果)があると言われているのですが、海水よりも濃度の高い塩分だからこそなのでしょう。
「温泉成分が高すぎるため、湯あたりにご注意ください」と立て札がかけられているのですが、浸かり過ぎると、本当に頭がクラクラして立ちくらみがします。
そのくらいエネルギーが強い温泉です。
長く入りたい場合は、少し浸かっては休憩して、また少し浸かっては休憩する、というような感じで、身体に負担がかからないように入るようにしています。
ヒーリング効果のある【銀泉】
銀泉は、無色透明なのですが、二酸化炭素泉と放射能泉に分かれています。
有馬温泉自体は奈良時代から有名だったのですが、銀泉が見つかったのは、明治に入ってからのようです。
温泉街には「炭酸せんべい」と呼ばれる銀泉で作ったお菓子もあります。
金泉がトロっとしているのに対し、銀泉はサラッとしています。
炭酸泉も良いのですが、僕の好みはラジウム泉です。
ラジウム泉は、微量のラドンを含んだ放射能泉。
金泉が皮膚に作用する温泉であれば、銀泉は、体内に作用する温泉です。
血液の流れを促進し、高血圧にも、痛風にも効果があるそうです。
温泉水を飲めば、食欲増進の効果があり、自然治癒力を高める効果があるということです。
エネルギー的には、「癒やし、ヒーリングの効果がすごいな」と感じます。
温度の高くない銀泉は、ゆっくり浸かっていられます。
金泉は浄化力が強いせいか精神が高ぶる感じがするのですが、銀泉は精神が落ち着く感覚があります。
温泉には自然の恵みがたくさん
僕が、なぜこんなにも温泉が好きなのか?というと、自然の力で、身体も心も癒やされる実感があるからです。
温泉は、地下深くから湧き上がっています。
自然の中にある樹木や草花は、根っこから栄養素を引き上げています。
地面の下には、自然にとってとても重要なエネルギーがあるのです。
そのエネルギーは、人間が生きるために、とても必要なエネルギー。
温泉に浸かるということは、その人間が生きるために必要不可欠なエネルギーを水(お湯)を通して、直にもらっていることになります。
だから、温泉に浸かるだけで、身体が治療されたり、精神が落ち着いたりするのかもしれませんね。
温泉地には薬師如来が御まつりされている
温泉地には、必ずと言って良いほど、薬師如来がまつられています。
それは、温泉地を開拓したのは、お坊さん達だからです。
昔むかし、医療が発達していなかった頃「温泉は薬と同等のものである」とされてきました。
だから、温泉地を開拓したお坊さん達は、宿坊やお寺を建て、そこに薬の仏様である薬師如来を、温泉地にまつったのです。
戦で傷ついたお侍さん達。
病気で苦しんでいる人達。
疲れを癒やしたい旅人達。
みんな、温泉という天然の薬を求めていたからこそ、奈良時代からずっと受け継がれてきたのかもしれません。
自然を感じることで、原点回帰できる
自然は本当に素晴らしいです。
社会の概念にまみれてしまった心を、綺麗に洗い流してくれます。
社会で傷ついた心を癒やしてくれます。
どうしようもなく苦しくなった心を、緩めてくれます。
原点回帰することで、心が軽くなるのであれば、ぜひ自然の中に行ってみてください。
もしくは、自然のエネルギーを感じられる、温泉に浸かりに行ってみてください。
その際にとても重要なのは、
- 社会の中の出来事を一旦忘れること
- そして、自然のエネルギーを感じようとすること
この2つがとても大切です。
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