
心が貧しい人は、心のセンサーが未発達なため、心で感じ取るということがしづらい状態になっています。
心で感じるには、まずは心の闇(不自由さ)も、心の光(自由さ)も知っておく必要があるのですが、基準値としては、心の光の感覚を基準として感じ取ります。
今回は、心で感じるために必要な3つのことを書いてみましたので、ぜひ読んでみてください。
心で感じるには
先日の記事の最後の方で、心の触覚(心のセンサー)について、少し書かせて頂きました↓

心で感じるには、この心の触覚(心のセンサー)を発達させる必要があります。
そこで、この心のセンサーを発達させるために、何をやっていけば良いのか?が気になりますよね。
今回は順を追って何をやっていけば、心のセンサーが発達して行けるのか?を書いてみたいと思います。
①光の感覚と闇の感覚、どちらも知ること
心の中には、サラッと軽い光(自由)の感覚と、重く苦しい闇(不自由さ)の感覚があります。
これは、心の豊かさと、心の貧しさにも関わってきます。
社会に生きている人のほとんどが、心の中に闇(不自由さ)を抱え、苦しんでいます。
なので、心の闇の感覚がどういうものか?ということは、意外と皆さん知っているんですね。
ですが、心の中が闇で覆われていると、光(自由さ)の感覚を忘れてしまう傾向にあります。
つまり、忘れ去ってしまっている、光の感覚を思い出すことが、まずは重要です。
②忘れてしまっている光の感覚を思い出す
光の感覚を思い出すために、まず必要なのは「頭で考えないこと」。これが大切です。
頭で考えれば考えるほど、
- 正解・不正解
- メリット・デメリット
を求めてしまいます。
そして、正解・不正解、メリット・デメリットを決めつけた段階で、思い込みや固定観念に縛られ、心の中はどんどん不自由になってしまいます。
なので、頭で考える時間を極力減らし、頭を空っぽにする時間を増やすことが大切です。
ですが、表層意識ではそれを意識しようとしても、無意識レベルの癖で色々と考えてしまうこともあるため、最初は上手くいかないかもしれません。
ですが、少しずつ無意識レベルの中も、頭を空っぽにするということを癖づけて行くと、だんだんできるようになってきます。
頭を空っぽにするためには、自然の中で、ただただ風を感じたり、木漏れ日を感じたり、草花や樹木を見て何かを感じたりする方法でも良いと思います。
僕が毎月温泉に行くのも、頭を空っぽにする環境を作るためでもあるんですね↓

頭が空っぽになることに慣れてくると、正解・不正解や、メリット・デメリットで判断して動くことが少なくなります。
その代わりに、心で「こうしたいな」と自然と湧き上がってくることに対して、頭でリスクやデメリットを考えることなく、勇気や希望を持って行動に起こせることができるようになります。
闇(不自由さ)に縛られない感覚、これが光(自由)の感覚です。
この光の感覚を保ち、光の感覚を基準に物事を感じ取って行くことが大切です。
③光の感覚を基準にして、人の心を感じ取ってみる
光の感覚を思い出し、それが保てるようになったら、人の心を感じ取ってみることをやっていくと良いでしょう。
ここで、「人の心を感じるって、どうすれば良いんだろう?」という疑問が湧き上がってくると思います。
ここで、コツがあります。
心の状態は、意識に現れます。
意識は、表層意識と無意識があるのですが、それは、必ず言葉や行動に現れます。
なぜなら、人は、
- 意識的な発言や行動
- 無意識の発言や行動
この2つがあるからです。
言葉や行動は意識によって出てくるのですが、意識の原点は心。
つまり、発した言葉や、起こした行動には、必ず心が隠れているのです。
人の心を感じるためには、目の前の人の
- 言葉
- 行動
- 雰囲気
などをしっかり見て、自分の心の中にある光の感覚を基準として感じ、判断していくことが大切なのです。
自然の中に生きる者たちや、思い入れのある物にも意識はある
実は、心や意識があるのは人だけではありません。
自然の中に生きている、草花や樹木、そして動物たち。
天然石や石像などにも、意識が入っていることもあります。
そして、人が思い入れのある持ち物にも、持ち主の意識が移っていることがあります。
※もちろん、意識が入っていない空っぽの物もあります。
意識があるということは、意識の原点である心を感じ取ることができます。
心で感じることができるようになると、色んなものに心が存在していることがわかります。
未発達な心のセンサーを発達させよう
まとめになりますが、心で感じるために必要なのは、
- 心の中に闇(不自由さ)と光(自由)、どちらもあることを理解する
- 忘れてしまっている心の光(自由)の感覚を思い出す
- 光の感覚を基準にして、人の心を感じ取ってみる
この3ステップです。
心で感じることができるようになると、見える世界が変わります。
身動き自由な心を感覚を取り戻すことで「本当は、自分はすごく豊かだったんだな」ということに気づきます。
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