
何をやっても楽しくない。
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周りの人たちはあんなに楽しそうなのに、自分だけが心から楽しむことができない。
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日々そんなふうに感じていると、
楽しいことが一つもないのにどうして生きる意味があるのか?
そんなふうに感じる自分だけがおかしいのではないか?つまり自分は、社会不適合者なのか?
などと考えて、悩んでしまいますよね。
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でも、そんな方でも大丈夫。
目の前のことを心から楽しめる自分に、今からでも変わることはできるんですよ。
楽しめない人が心から楽しめるようになるためには
目の前のことを楽しいと感じるかどうかは、その人の感性次第です。
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例えば、相手にあと1点取られたら試合終了…という状況で
「まだどんでん返しが出来るかもしれない、試合が終わるまでは何が起こるかわからない」と希望を捨てずに最後まで楽しめる人と、
「あぁ自分はもう終わりだ…こんなの、負けたも同然だ」と絶望に打ちひしがれてしまう人の2パターンがあります。
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“相手にあと1点取られたら試合終了“という条件が全く同じであっても、自分の心からどんな感情が湧いてくるかによってこうも違ってくるんですね。
心からどんな感情が湧いてくるのかは、その人が持つ感性(物事をどのように捉えるかの感受性の部分)によって変わってくるというわけです。
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私が思うに、目の前のことを楽しめない感性の人は、あれこれ余計なことを頭で考えてしまっている印象があります。
それらをまずは手放すこと。削ぎ落とすこと。
それが、心から目の前のことを楽しむための第一歩なのではないかなと思います。
「〇〇のために楽しむ」などの目的意識を手放す
「これを楽しんだらあれが得られる!」と思っている間は、目の前のことを心から楽しむことができません。
こう考えてしまう人は、普段からメリットデメリット思考であったり、損得勘定が働いてしまうのではないでしょうか。
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例えば、社会人の交流会に「ここで自分のことを楽しい奴だと思ってもらえたら、次の仕事につながる!」と考えて参加した人がいたとしましょう。
この人は、自分の利益が目的で交流会に参加していますよね。
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そうすると「いかにして利益に繋げるか」ばかりを頭で考えてしまい、相手のご機嫌取りに走ってしまったり、面白い奴を演出しようとして空回ってしまったりします。
そういった言動や行動からは「利益が欲しい!」「仕事に繋げたい!」というちょっとギラギラした雰囲気が滲み出てしまい、相手もそれを敏感に感じ取っていたりします。
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交流会後、何も仕事に繋がらなかった場合
社会人の友達もできず、利益にも繋がらなかった、自分はお世辞や面白い演出に必死でせっかくの交流会を楽しむ余裕もなかった…という結果だけが残ってしまいます。
そりゃあ、楽しいとは思えませんよね^^;
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このように、目的意識があると「達成できるかどうか」にばかり焦点が当たってしまうため、目の前の出来事を純粋に楽しむことができなくなってしまいます。
まずは、「〇〇のために楽しむ」という目的を外してみましょう。
目標設定を外してしまって大丈夫?!💦と最初は思ってしまうかもしれませんが、目的意識がない方が余計なことを考えずに目の前の人や状況に集中できるため、純粋に楽しいと感じられる瞬間が増えてくるのです。
自分の中の「楽しい・楽しくない」の定義を外す
「〇〇=楽しい、△△=楽しくない」という定義が自分の中にあると、目の前の出来事をその定義に当てはめ、楽しい・楽しくないを判断してしまいます。
例えば、
- 成功=楽しい、失敗=楽しくない
- 褒められる=楽しい、褒められない=楽しくない
- 有利=楽しい、不利=楽しくない
- 上手にできた=楽しい、下手くそ=楽しくない
などなど。。。
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このような定義が自分の中にある場合、「楽しくない」に当てはまったものから楽しみを見出す、ということがとても難しくなってしまいます。
そんな定義は一度、手放してしまいましょう。
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すると、今まで「楽しくない」と思えていたものの中に、実は楽しい要素があるということにふと気がつく瞬間があります。
それが積み重なってくると、だんだんとどんな状況・どんなことにも楽しさを見出すことができるという確信に変わってくるのです。
無理に楽しもうと頑張る・意気込む気持ちを手放す

私、全然楽しむことができてないから、頑張らなきゃ。
と思ったり意気込んでしまう方がおられますが、楽しむというのは無理にしようとしたり、頑張って出来ることではありません。
いくらその場で楽しいように振る舞ったところで、後々虚しさが残るだけです。
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楽しさを感じることができるようになるためには、今までの感性から新しい感性に変わる必要があります。
新しい感性を身につけたいからといくら自分1人で楽しもう・楽しもうと頑張ったところで、今までの思考パターンから抜け出せず、堂々巡りになってしまいます。
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私が思うに、楽しみ方がわからない人は、楽しむ天才みたいな人と一緒に何かに取り組んでみるのがいいのかなと思います。
そうすると、楽しむ天才はどういう感性で楽しいと思っているのか、その片鱗に触れることができます。
楽しむ人の感性に触れた時、「えっ?!こういうことにも楽しさを見出せるんだ…!」と、自分の中に衝撃が走り、革命が起こります。笑
その衝撃をたくさん体験することで、だんだんと自分の心(感性)にも変化が現れてくるのです。
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だから、楽しむことを無理に1人で頑張ろうとしなくてよくて。
むしろ肩の力を抜いて、ぶっちぎり楽しんでいる人の人間観察でもしてみることが、心から楽しめるようになるための近道なのかもしれません。
まとめ
楽しめない人に共通していることは、「どうやったら楽しめるんだろう」「頑張らなきゃ」など、頭で考えすぎなんですよね。
頭が回転しすぎて思考でガチガチになると、体まで力んでしまい、余計思うようにいかなくなってしまいます。
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まずは、心身がガチガチに力んでしまう元となるものを手放してみること。
そして、純粋に楽しんでいる人の感性にたくさん触れてみること。
そうすると「楽しいかも」と思える瞬間がほんの少しずつですが増えてきますし、それに伴ってだんだんと心も軽くなってくるのではないでしょうか^^
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冒頭でも書きましたが、今どれだけ目の前のことを楽しめない人であっても、今からでも楽しめる心に変わることはできます✨
心から楽しめる瞬間が増えるということは、人生そのものにも楽しみを見出せるようになり、それは生きる喜びにも繋がってくる部分だと言えます。
生きる喜びを心から感じた時、あなたの輝きはもっともっと増していくのではないかなと思います✨
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